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特集

株式会社 松月堂

株式会社 松月堂

 焼いているのに“生”とはこれいかに?日に1000個、年間20万個を売りあげる「生ドーナツ」は、優しい味わいで子どもからお年寄りまで愛される令和の“湘南銘菓”の大看板!

和菓子の精神が宿ったドーナツ

 口当たりはしっとり、ふんわりと軽く、素朴ながらもしっかりした味わいの看板商品「生ドーナツ」を販売する松月堂わびすけのルーツは、1938年に佐藤代表の祖父が創業した「松月堂」にあります。「2代目の父は口癖のように『昔は団子やまんじゅうが日に100個、200個と売れたもんだ』と言っていました」。しかし生活習慣が変わった今、そういった生菓子類がそのまま復権するのは難しいという思いもありました。

にわかに起こったドーナツブームを機に「試しに焼きドーナツを作ってみたんです」。最初は日にわずか30個。すると、意外な気づきがありました。「みんな“ドーナツ”だとわかるんです」。当たり前のことに思えますが、洋菓子の名前と形状や味わいをきちんと結びつけられる人はそう多くありません。フィナンシェとマドレーヌの違いをきちんと説明することができるでしょうか。「大事なのは子どもやお年寄りにもわかること、ドーナツの“あの形”は完全に市民権を得ているんだと気づいたわけです」生ドーナツは1年を待たず、日に100個、200個と売れるようになります。父が語っていた団子やまんじゅうと同じレベルにまでなったのです。気付けば月に5000個、10000個と売れるようになり、今では年間20万個を売りあげるまでになりました。

現代ビジネスにも通ずる「選択と集中」

 「あれ?でも焼き菓子なのに生ドーナツってどういうこと?」その答えは「和菓子はその日の朝に仕込むものを“朝生”というんです。生ドーナツもそうで、その日売る分はその日の朝につくる。作り置きはしないし、余ったものを翌日売ることもしません。焼き立てをなるべく早く食べてほしい、そんな思いから“生ドーナツ”と名付けたんです」佐藤さんの祖母の教えは「一品を育てる」ことでした。「団子、まんじゅう、大福、なんでも作ることでボヤけることがある。一品でいい、人に負けない、喜ばれるお菓子を作れ」とのメッセージは今も胸に止めています。「一点突破、とかいうとカッコつけすぎですが、ここだと思ったことを突き詰めてきた結果、今のお店があると思います」。ぜひ、実際に店舗にも訪れてみてはどうでしょうか。本当にいいお菓子、銘菓と呼ばれるものは名前が売れているものです。店名や社名を知らなくてもそのお菓子だけは知っている、そんな商品も多いのではないでしょうか。「生ドーナツもそうなりたい、松月堂わびすけを知らなくても生ドーナツは知っている。そんな風になったらうれしいです」。

株式会社 松月堂
  • ◆神奈川県藤沢市本町1-11-9 ◆電話:0466-22-3352
  • ◆9:00〜16:00  ※8時〜9時の間は予約販売のみ
  • ◆定休日:毎週水曜日 ※その他に不定期休有

生ドーナツ(冷凍)24個

寄附金額 10,000円

 生ドーナツをご家庭でも! 少しレンジで温めると格別な味わいです。ひとつひとつ丁寧に焼き上げています。

生ドーナツ(冷凍)24個
生ドーナツ
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