人と海をつなぐ都市型マリーナ複合施設

 江の島や富士山を目の前に、四季を通してマリンスポーツを楽しむ人でにぎわう湘南の海。江の島大橋のすぐ脇、片瀬海岸東浜からすぐの「ちょっとヨットビーチマリーナ江ノ島」。施設内にはカフェやレストランをはじめ、マリンスポーツ利用者用の温水シャワー、更衣室など快適な空間を用意。ここでクラブ・スポーツ運営を行う「湘南海洋教育スポーツ振興協会」は、海洋教育の普及を軸にサーフィンやSUP（サップ）などの多彩なマリンスポーツクラブをはじめ、4歳から大学生までが所属するジュニアヨットクラブを展開しています。行政協働の取り組みも活発で、東京2020オリンピック競技大会では、この施設をニュージーランドセーリングチームに提供。このほか、セーリング競技の全日本大会を主催したり、年間を通じて海難事故のレスキュー体制を整えたりと、人と海を多彩につないでいます。

マリンスポーツの魅力を気軽に体験

 「マリンスポーツは季節によってもコンディションが変わり、飽きることはありません」とは、元ウインドサーフィン日本チャンピオンで、現在は同クラブのマリンスポーツマネージャーを務める釜口さん。サーフィンに魅せられて藤沢に移住したインストラクターの丸山さんは、「幅広い世代の方に海の魅力をお伝えしたい」と爽やかに話します。

 多彩に体験できるマリンスポーツでオススメは、日本で数台しかない水陸両用モーターボート「SEALEGS（シーレッグス）」。海上から眺める江の島や湘南海岸の風景、潮風と波の揺れを一体にして海を走る感覚は、まさに爽快！洋上では、レクチャーを受けながら操船体験もできます。もちろん「サーフィン」も人気で、波が穏やかな江の島湾内だから、初心者もボードに立てるかも!?このほか、電気の力でボードが水面から浮かび上がり海面を滑走する「フライトスクーター」（13歳以上対象）など、湘南・江の島で心に残る特別な体験を満喫してください。