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特集

株式会社ヤクルト本社湘南化粧品工場

誰もが知る乳酸菌飲料ヤクルト。そのヤクルトから「からだに良い乳酸菌はお肌にも良いのでは」という発想のもと生まれた化粧品の、全国で唯一の生産拠点がこの湘南化粧品工場です。

ヤクルト販売当初より美容へ着目

ヤクルト創始者・代田稔氏は「予防医学」をテーマに微生物を研究。「乳酸菌シロタ株」の強化培養に成功し1935年ヤクルトを販売しました。「ヤクルト販売当初より乳酸菌とお肌の研究にも積極的に取り組み、ヤクルトの瓶を洗う工場の人の手が水仕事にもかかわらずなめらかだったことが、化粧品開発の後押しとなったそうです」と総務課課長佐藤寿恵さん。藤沢の地に根ざしてヤクルトを製造していた関東ヤクルト工場（現在の湘南化粧品工場）では、1961年に化粧品製造を開始しました。日々乳酸菌の肌に対する可能性を追求し、約50種の化粧品を日替わりで1日約1万本を生産することができるそうです。製造前には蒸気による殺菌処理を、製造後には機械を分解して手作業で洗浄。研究から生産までここ湘南化粧品工場で行い、食品メーカーならではの厳しい品質管理体制で作り出しています。

乳酸菌のチカラで「内外美容」

ヤクルトの化粧品事業“Yakult Beautiens”では、乳酸菌飲料でからだの内側・おなかの調子をととのえ、乳酸菌生まれの成分を配合した化粧品でからだの外側・お肌のすこやかさをまもる「内外美容」の想いのもと、研究を重ねヤクルト独自の乳酸菌由来の保湿成分「S.E.シロタエッセンス」を作り出しました。保湿・シミやくすみを防ぐ抗酸化・肌荒れを防ぐpHコントロール・肌ストレス保護・ハリや透明感を保つ抗糖化の5つの力で、健康で美しい素肌に導いてくれるといいます。この「S.E.シロタエッセンス」は、化粧品発売以来すべての基礎化粧品に配合されています。そのほかにも高分子ヒアルロン酸、ラメラ粒子などのオリジナル成分があり、中でも高分子ヒアルロン酸は1ｇで最大6Ｌもの水分を抱え込むことができる保湿成分で「S.E.シロタエッセンス」と併せて使用することでより高い保湿効果が期待できるといいます。それぞれの世代や肌悩みにあわせた基礎化粧品を発売しており、ヤクルトレディ・ヤクルトビューティによる訪問販売、またはオンラインショップでも購入可能です。